銅壷の水は腐らない

堀鍍金ではさまざまな生活にも役立てるメッキ処理を行っております。コロナウィルス感染を防ぐため、“銅メッキ”もぜひ活用いただければ幸いです。

 

古来より「銅壷の水は腐らない」といわれています。それは、銅には優れた殺菌性、抗菌性があるから。昔の病院では銅製の洗面台や洗い容器、院内の扉取っ手や蛇口も銅でした。そう、感染対策として銅が有効であると昔からわかっていたため。

では、なぜ銅のそれらの製品が消えてしまったかというと、ずばり、見た目が悪いということ。近年はステンレスが主流です。いまこそ先人たちの知恵を拝借するときかもしれません。

銅のハンドルを用いた事例(落合クリニック事例)

 

これは微量金属作用といわれる銅イオンの殺菌効果によるもので、住宅やビル、マンション等の給水・給湯配管として銅管が広く採用されています。

銅の殺菌作用、効果は立証済み

2008年3月に米国環境保護庁(EPA)により金属材料としてはじめて殺菌性と公衆衛生に効果があることが認定されました。O-157やインフルエンザウイルス、ノロウイルス、大腸菌、レジオネラ菌などにも効果があることが認められています。

ちなみに、見た目を悪くする銅のサビ 「緑青(ろくしょう)」は無害!有害性はまったく無く、1984年8月6日に厚生省(現・厚生労働省)によって「緑青は無害」と認定されています。

メッキ素材の抗菌性 銅製の硬貨や黄銅製の ドアー取っ手表面は無菌であることや,、銀粒子を入れた水 は長期間保存可能であるなど銅や銀の微量金属イオンの抗菌作用はよく知られています。

銅メッキの加工はご自宅の思い入れのあるドアノブや手すりから、病院やクリニック、教育機関からも受け付けていますので、堀鍍金までぜひご相談ください。