其の1:役割・使命を果たすことが仕事(自分の存在意義)
定められた時間を働くことだけが仕事ではありません。与えられた役割・使命(Mission)をクリアすることが仕事です。
私たちは、「役割・使命」を果たしてこそ、報酬(給与)を得る資格があることを自覚せねばなりません。
己の存在意義を理解し、しっかりと役目を果たしましょう!
其の2:人間性を磨く(「得」を追わず「徳」を磨く)
目先「損得」を追うのではなく、自身の「徳」を磨きましょう!
「徳」とは、謙虚さや誠実さといった人間性のことです。
『徳=人間性』を磨き続けることで周囲の評価(信用・信頼)が高くなります。
その積み重ねとして「得」もついて来るのです。
目先の「損得勘定」を優先している人に周囲からの信用・信頼はありません。全ては日々の積み重ねです。
信用・信頼を失うことは何よりも大きな損失なのです。
其の3:『チームワーク』の本質を理解する
チームワークとは目的を果たすためにチーム内で協力しながら成果を上げる事です。
そのためには、まず全員が目的を共有すること、そしてメンバー間の信頼関係の構築が必要不可欠です。
相互信頼のないチームにチームワークは存在しないからです。
信頼される確かな仕事内容、周囲への気遣い・思いやり、そして全員が最善を尽くす!・・・それが最強のチームワークへと結びつくのです。
其の4:勉強好き・素直・プラス思考(伸びる人財の3つの要素)
「勉強好き」とは、未知のことをたくさん吸収しようとする意欲、「素直」とは謙虚に学ぶ姿勢。
「プラス思考」とは、目の前の課題や現実に対して「何とか出来ないか?もっと良くならないか?」と可能性を求める考え方です。
人は成長沿って多くの困難等に直面しますが、そこで何を学び取れるかは、その人の意欲や姿勢、考え方、生き方で違ってきます。
「勉強好き」「素直」「プラス思考」・・・伸びる人たちには、この大事な3つの要素が備わっているのです。
其の5:約束は必ず守る(期限・ルール)
仕事には必ず期限があります。期限を守ること=約束を果たすことです。
つまり、期限が守れない人=会社との約束が果たせない人だという事になります。
期限は、組織が最大限の効率・効果を上げるために必要であり、守られることではじめて円滑な組織運営ができます。
期限とは守るべき絶対のルールなのです。
また、約束を果たすためにも常日頃からメモを取る習慣を身に付けましょう。
其の6:チャレンジ精神を忘れない(敵は自分の中に在り!)
成長し続ける人はいつも自身の次のステージへとチャレンジしています。
次のステージに進むことを諦めた時に成長は止まるのです。成長に年齢など関係ありません。
次のステージにチャレンジする意欲が大切なのです。
自分の成長を止める敵は自分自身の中にいます。
其の7:仕事を楽しむ
人は、他人に喜ばれることを喜びに感じる唯一の生き物だと言われています。
周囲から期待されたり、喜ばれることで「やる気=モチベーション」は一気に上がるものです。
「やりがい」は、期待されたり、喜ばれることで感じる部分が一番大きいのではないでしょうか。
つまり、仕事が楽しいと感じるとき・・・それは、人から喜ばれる仕事ができているときなのです。
其の8:「報・連・相」の本質を理解する
「報・連・相」の本質は、互いの状況を理解することで信頼(安心)を共有することにあります。
情報の共有不足により不安が生まれ、それが判断ミスや誤解を招きます。最悪の場合、信頼関係の崩壊へと繋がります。
「報・連・相」は相互の信頼を確認するための手段です。つまり、お互いの不安を取り除くための情報交換、それが「報・連・相」の基本であり本質なのです。
其の9:御客様の声を大切にする。
お客様からは、たくさんの「声」を頂きます。
時には厳しく、時は暖かく、御客様の期待に応えることのできる企業が、成長する企業であり、私たちは、御客様からの「声」を真摯に受け止めなければなりません。
お客様の期待に応えることができた時、私たちは確実に成長しています。
お客様の「声」を大切にし、それを糧と出きる人が本物になれるのです。
其の10:周りに感謝する。そして人に何かを与えられる人になる。
ひとりで頑張っているつもりでも、実は自分の知らないところで意外なほど多くの人たちに助けられているものです。
いつどんな時も周囲への感謝の気持ちを忘れないでください。そして今度は貴方が周囲のために再考の手助けしてあげてください。
「情けは人の為ならず」・・・それは巡り巡って自分に還ってくるものだからです。
そして笑顔を忘れずに・・・何かあっても相手には関係ないことです。
いつも心穏やかに笑顔で相手に接してください。
其の11:礼儀正しい挨拶・身だしなみ
挨拶は、当たり前と言われるかもしれませんが意外とできていない人が多いのです。
朝出勤して顔を合わせたら、「おはようございます!」退社時は「お先に失礼します!」など最低限のコミュニーションはしていきましょう。
身だしなみも大切です。
社長だけが代表ではありません。会社のそれぞれの部署で御客様と応対する人が代表となります。身だしなみも給与の一部と捉えて常に清潔さを意識しましょう!!